男子ゴルフの石川遼(20=パナソニック)が5週間にわたる米ツアー遠征に備え、21日に渡米した。今週24日に開幕するクラウンプラザ招待(テキサス州)を皮切りに、31日開幕のザ・メモリアルトーナメント(オハイオ州)、6月7日開幕のフェデックスセントジュードクラシック(テネシー州)、同14日開幕の全米オープン(カリフォルニア州)、同21日開幕のトラベラーズ選手権(コネティカット州)の5試合に出場する予定。石川は「まず移動が大変かな。コースの知識もないし、プレーしたコースもない。しっかりコースで練習して臨みたい」と話した。

 また同じ21日に世界ランキングが発表され、石川は前週の58位から59位に下がった。しかし60位以内という全米オープンの出場資格を得て、3年連続の出場が決まった。今回の遠征で、来季の米ツアーシード権(今季終了時点で125位以内)を得られる賞金額を稼ぐ意気込みの石川は「毎試合、毎試合、全力を尽くして良いプレーをしたい」と抱負を口にした。