<男子ゴルフ:三菱ダイヤモンド杯>◇3日目◇30日◇茨城・大洗GC(7190ヤード、パー72)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)

 石川遼(17)は74で通算8オーバーとして38位だった。

 石川が「林地獄」にはまった。初日は3番パー4で林からの第2打を直接カップインさせるミラクルイーグルを奪ったが、この日は悪夢に見舞われた。第1打を林に入れた9番と17番で、計3度も木や枝に球を当てともにダブルボギー。74と巻き返せなかった。

 前半インを40で終え、10ホール目の1番でバーディー、2番パー5で13メートルを入れてイーグルを奪い、6番までの6ホールで5打も縮めた。だが、最終9番パー4でぶち壊しだ。左林からの第2打を枝に当て、約30ヤード先の木の根元に落とし、第3打も枝に当ててグリーンに届かなかった。

 それでも、石川に後悔はない。「リスクのあるショットですから。イチかバチか。これが今までは成功してきていた。これで五分五分ですかね」と笑みさえ浮かべた。「トラブルには感覚、感性が大事。これからもトライしたい」。安易に横に出さず、グリーンにより近い場所を目指していく。

 首位ジョーンズとは10打差だが、4日間通算イーブンパーの目標はあきらめない。「気持ちを切り替え、どんな天候でもしっかり自分のプレーをしたい」と最後まで攻めの姿勢を貫くつもりだ。