フェニックスを制す者は、賞金王レースを制す-。男子ゴルフのダンロップフェニックスは19日、宮崎・フェニックスCCで開幕する。賞金ランク1位の石川遼(18=パナソニック)は18日、プロアマ戦で最終調整。過去の日本人勝者延べ6人中5人が、同年の賞金王に輝いている今大会制覇へ、強い意欲を見せた。

 「毎年、外国人が優勝争いする大会。その中に日本人が入ったら盛り上がるし、それが僕でありたい」。

 1974年(昭49)創設の今大会は04、05年にウッズが連覇するなど海外の強豪が例年参戦。過去の35回で日本人優勝者は85年中嶋常幸ら計6人しかいない。だが、米ツアーが主戦場だった02年勝者の横尾を除いた他の5人は、その年の賞金王だ。今年も世界ランク21位V・シンらが出場するが、世界の猛者に打ち勝つことができれば、日本の頂点にも自然と近づく。

 2位に敗れた昨年より、技術は向上した。尾崎将に教わったアイアンでのドローとフェードの打ち分けを、今季はマスター。パー3での累計スコアは昨年の43オーバー(85位)から、今年は10オーバー(17位)になった。「最近はスイングも安定してきたし、優勝争いしたい」。賞金ランク2位の池田とは約550万円差。ジャンボ直伝の“変化球”を頼りに、優勝4000万円の高額大会で、一気に差を広げるつもりだ。【木村有三】