石川遼(18=パナソニック)が29日(日本時間30日)、4月8日開幕のマスターズの開催地オーガスタ(米ジョージア州)に、1年ぶりに足を踏み入れた。前週の会場だったフロリダ州オーランドから約650キロを、09年と同様に車で8時間かけて移動した。関係者によれば「米国での車の移動にも慣れた様子で、音楽を聴いたりリラックスしていた」という。30日(同31日)からオーガスタ・ナショナルGCで連日練習ラウンドを行う予定。09年は「毎日大雨だった」ものの、10年は4月4日までは晴れ予報。充実した練習ラウンドができそうだ。

 コース入りにさきがけ、マスターズ公式HPデビューは果たした。最新ニュースの「パー3コンテストの優勝者は試合では勝てない?」との特集記事の写真に登場。同コンテストは、開幕前日に9ホールのショートコースで行われる恒例行事。09年の石川は、長さ約30センチの超短尺パターで打つ珍プレーを披露したが、その様子が使用された。(オーガスタ=阿部健吾)