【済州島(韓国)9日=阿部健吾】石川遼(18=パナソニック)が「珍設定」を歓迎した。日本と韓国が団体戦で争う男子ゴルフの現代キャピタル招待日韓対抗戦は10日、韓国・済州島のヘビチCCで開幕する。大雨でプロアマ戦が途中で中止になった9日、度重なる台風の影響でコンディション不良のアウトが使用できないため、イン9ホールを2度回る1日18ホールで大会を強行することが決定した。

 前代未聞の事態で、3日間でカップ位置は6回も変更される。しかし、この日インを初ラウンドした石川は「むしろ、やりがいがある」と力強い。ピンを平らな面に切る日本とは違い、傾斜に切るのが韓国流。昨年の韓国オープンを戦った経験から、その難しさは知っている。同じコースで続けるため、さらにピン位置の難易度が上がることも予想しながらも、「自分の状態はすごく良い」と自信を示した。

 初日は1つのボールを交互に打つフォアサム。この日の練習ラウンドでは、ペアを組む杉並学院高の先輩の薗田と「予行演習」を行い準備万端。「与えられた条件でベストを尽くして、絶対に勝ちたい」。難易度を増していく韓流グリーンを攻略し、韓国を撃破する。