男子ゴルフの石川遼(20=パナソニック)が、マスターズへの「自力出場」へ、早くも実戦調整を開始した。22日に米フロリダ州ベイヒルCで開幕する、アーノルド・パーマー招待へ向け、18日に会場入りし、1時間の打ち込みと18ホールの練習ラウンドを行った。

 予選落ちした先週のトランジションズ選手権はホールアウト直後から2時間30分以上、練習場で球を打ちこんだ。翌17日もタンパ近郊のコースをおさえ、午前中から精力的に練習した。推薦枠でマスターズ出場を決めているが、通常の出場圏内である今大会終了後の世界ランク50位以内に「最後までこだわる」。18日発表の世界ランクは当落線上の50位。上位進出で気持ちよくマスターズに臨む。(オーランド=塩畑大輔)