【ダブリン(米オハイオ州)28日=塩畑大輔】石川遼(20=パナソニック)が31日にミュアフィールドビレッジGCで開幕する、メモリアル・トーナメントに備え会場入りした。世界ランク上位の選手が「最もプレーしたいコース」とする、ジャック・ニクラウス設計の難コースに練習ラウンドで挑んだ。

 今回のトーナメントには世界ランク10位以内の選手のうち、9人が出場する。その14番パー4。右手前に池、左奥にバンカーが仕掛けられた難しいグリーンを前に、石川は第2打を打つ練習を繰り返した。

 石川

 右に外すと、必然的に距離が出ないので池に落ちる。左に外すと、意図しているより距離が出るので、バンカーに落ちる。超一流選手だからこその設計。かき立てられるものはあります。

 グリーンのうねりはマスターズを思わせ、速さは全米オープンのよう。

 ホストを務める「帝王」ニクラウスの設計で、特に第2打以降の難易度が、海外メジャークラスに高められている。石川は「世界ランク上位の選手がみんな出るのは、賞金額の問題ではない。プレーすることで、自分を高められると感じられるからこそ、この大会にみんな出るのでは」とうなずいた。

 18ホールの練習ラウンド後には、ニクラウスから「よく来てくれた」と言葉もかけられた。石川は「今までも誘っていただいて、なかなか来られなかった。声をかけてもらってうれしかった」と笑顔をみせた。