【ダブリン(米オハイオ州)29日=塩畑大輔】石川遼(20=パナソニック)が「アドバンテージ」を得て、準メジャーと呼ばれる大舞台で上位進出を目指す。米国遠征の第2戦、メモリアル・トーナメントは31日、米オハイオ州ダブリンのミュアフィールドビレッジGC(7352ヤード、パー72)で開幕。石川は29日、雷雲接近による中断を挟みながらも、18ホールの練習ラウンドを丁寧にこなした。「あとは試合になって状況によって対応できればいい」と力強くうなずいた。
石川の活躍を後押しする材料もある。
(1)日本人向きのコース
石川が師と仰ぐ尾崎将司が93年に優勝争いを演じ、4位に食い込んだことがある。パワーよりも、小さく起伏が大きいグリーンを狙うショット精度が問われる、日本人向きのコースと言われる。
(2)日本人数千人在住
会場近くにホンダなど日系企業の拠点があり、数千人もの日本人が住んでいる。練習ラウンドから多くの日本人が応援に来場。石川も「びっくりした。心強いなと思います。熱く応援していただけたらありがたいです」。
今大会は世界ランク10位以内の選手のうち、9人が出場するなど、海外メジャーと同等のハイレベルな選手層を誇る。追い風に乗り、石川が世界の強豪に割って入る。
◆メモリアル・トーナメント
地元オハイオ州コロンバス出身のジャック・ニクラウスがホストを務める米ツアー戦。会場のミュアフィールドビレッジGCもニクラウスが設計。1976年に創設。今回で37回目。ウッズが最多の4回優勝している。

