宮里藍は最終9番(パー4)で2打目をピンまで1メートルにつけてバーディー。滑り込みで通算スコアをアンダーパーとし「2オーバーからのスタートで、アンダーの世界まで戻れたらと思っていたので良かった。最終日に60台は達成感がある」と納得顔だった。

 優勝スコアとは14打差。「今は自分と向き合うことが大切。比べたら自信をなくす」と語る。2012年を最後に遠ざかる栄冠について「問題のメンタルが整えば必然的に上にいく。成功に近道はない。きょうのようにかみ合う日を積み重ねていくだけ」と自身に言い聞かせるように話した。