日本プロゴルフ協会(PGA)は2日、東京都内でゴルフ市場の活性化に向けた提言書の発表記者会見を開き、2013年に推定860万人だったゴルフ人口を24年に1200万人まで増加させる目標を掲げた。

 提言書は昨年5月にPGAの倉本昌弘会長が設置した諮問機関、経営戦略会議で作成。プレー経験はないが興味を持っている人が約2000万人に上るとの調査結果を示し、人口が減る中でこういった層をどう取り込んでいくかなどが課題として挙げられた。

 倉本会長は「何もしてこなかったツケが回ってきた。右肩下がりのゴルフ界に何としても歯止めをかけないと」と決意表明した。