日本ゴルフツアー機構(JGTO)は6日、東京都内で開いた総会で、米ツアーなどを主戦場とするシード選手に5試合の出場を義務付けるトーナメント規定は維持しつつ、違反した場合の罰則を「1年の出場資格停止」と明確化した。

 昨季の規定では米ツアーと欧州ツアーで戦う選手の義務違反に対してのみ制裁内容を事後に決定するとのただし書きがあり、2試合しか出られなかった松山英樹は制裁金を科された。今季、松山は「5試合に出られる確証がない」とJGTOのメンバー登録を見送った。

 JGTOの秋田敏彰事務局長は「国内の選手が義務数を満たせなかった場合のルールが1年の資格停止なので、これに統一した」と説明した。