昨年の雪辱を期す田中章太郎(茨城・取手第一中1年)が、1位で決勝大会(5月5~7日、岐阜・花の木GC)に進んだ。15-17歳の部と同じティーからイーブンパー72の好スコアをマークした。

 「前半、パットが入ってくれた」と、1番パー5で2オン、2番で「同伴競技者のマークに当たって入った」と5メートルを決める連続バーディースタートで4バーディー。後半はパットが思うようにいかなくなったが、こらえた。

 昨年の関東予選では11-12歳の部を制して決勝大会に進んだが、2打差3位に終わって上位2人の世界ジュニア代表に入れなかった。その後は「2メートルは50球中40球以上入れる。1メートルは100球連続入れる」とパットの練習を重点的に行って「かなり集中力がついたと思います」という。「去年は悔しかったので、今年は絶対に勝って世界ジュニアに行きたい」と力を込めて言った。