ツアー未勝利の片岡大育(26=Kochi黒潮)が、67、69、この日68と3日間60台を重ね、通算9アンダー2位で、初めての最終日を最終組で迎える。

 最終18番の厳しい4メートルのパーパットを沈めた。「あれを入れると最終組とわかっていました。入ってうれしかった」と笑顔を見せた。

 07年の中四国オープンを、80年の倉本昌弘以来となるアマチュアで制した逸材。その年にツアープレーヤーに転向したが、まだツアー優勝はない。「優勝争いはしていますが、最終日にしっかりスコアをこれまでは伸ばせていない。今回はちゃんと伸ばす。チャンスだと思っている」ときっぱり言い切った。