70で回った宮里藍は「最終日にスコアを伸ばせたのは自信になる」と満足そうだった。

 「4日間で一番、距離が出ていた」と出だしからショットが快調。8、9番の連続バーディーなどで前半に2つ伸ばした。11番と13番のボギーで後退したものの集中力は切らさず14番で1・5メートル、15番で5メートルのバーディーパットを沈めて力強いガッツポーズを見せた。

 1週の休みを挟んで次戦は宮里美とともに日本ツアーのワールド・サロンパス・カップ(5月7日開幕・茨城県)に出る。「いいゴルフができている。久しぶりの日本の試合でしっかり成績を出したい」と前向きな言葉を残した。