宮里藍(29=サントリー)が、今季初の国内戦で2つの難敵に挑む。4日、ワールドレディース・サロンパス杯(7日開幕、茨城GC)に向け、練習ラウンドで18ホールを消化。今年は開催コースが従来の西から東へ変更されることもあり、入念に感覚を確かめた。過去には男子の試合が行われた東コース。「結構トリッキーな印象。グリーン周りのアプローチは優しくない」と警戒を強める。

 また「アメリカの芝と日本の芝では、セカンドショットからクラブの抜け方が変わる。アジャストしていかないと」と話すように、米ツアーを主戦場にする宮里ならではの難しさもある。それでも「パッティングはだいぶいい仕上がり」と自信ものぞかせていた。