アマチュアの勝みなみ(16=鹿児島高2年)が7バーディー、3ボギーの4アンダー68で、首位に1打差の3位と好スタートを切った。

 1番パー5で3メートルを沈めるなど5番までで3アンダー。その後、9番で3パットボギーとするなど11番まででイーブンパーに落としたが、その後4バーディーと盛り返した。

 「やっぱり13番のバーディーが効いています」。上って下る難しいラインの10メートルのバーディーパットを沈めたもので「打ったときは弱いかと思ったのが、転がって入ってくれて、あれで気分が上がりました」。入った瞬間は「いつもはガッツポーズするけど、ピースが出て恥ずかしかった」とか。拳を握ろうとしたのが、なぜかVサインになってしまい、母でキャディーを務める久美さんから「どうしてピース?」と突っ込まれたとか。

 「このコースは3つ(バーディーが)取れたらすごくいい方だと思っていたので、7つ(バーディー)はうれしいです。そう考えると、ボギーがもったいなかった」。1日2ボギーまでと目標を定めているそうで、3ボギーを悔やみ、「明日はとにかくボギーを1個に抑えたい」と話した。