9アンダー4位タイで出たアマチュアの新垣比菜(16=興南高2年)にとって、ほろ苦い最終日となった。

 前半は1ボギーで耐えたが、後半は1バーディー、3ボギー、2ダブルボギーで42をたたき、通算2アンダー、286で22位タイに沈んだ。「本当に最後の最後まで、つらいゴルフでした。パッティングが全然ダメ。(キャディーを務める父に)『メンタルが弱すぎ』と言われました」とうなだれた。

 それでも、4月のステップアップツアー開幕戦、ラシンク・ニンジニアRKBレディースでプロを破って優勝した実力の片りんは示した。「最終日にスコアが伸ばせず、ズルズル落ちていくのが課題になったので、直していきたい」と、失敗を糧にするつもりだ。