7アンダーの7位タイから出た上田桃子(28=かんぽ生命)は追い上げを見せるも、通算9アンダー、279で首位と7打差の5位タイと上位の背中が遠かった。

 前半は3バーディーを奪い「チャンスホールをものにして、ベストのゴルフができた」。後半17番では「上も差があるし、狙うしかない」と難しいピン位置にも攻めのパットを打ったが、結果としてボギーをたたいた。

 今季はコンディションに不安を抱えながら、出場11試合で1ケタ順位9度と安定感抜群。ただ、優勝には届かない状況が続く。「2日目はここ1年でワーストかと思うパッティングだったけど、今日は良かった。戦う準備はできてます」と前を向いた。