米男子ゴルフツアーで日本人最多の3勝を挙げた丸山茂樹(45)が6日、北海道恵庭市内のゴルフ場で取材に応じ、リオデジャネイロ五輪の日本代表監督就任に意欲を示した。

 「もし選ばれるなら断る理由はない。希望としては、なれる日がくればいい」と話した。

 スタッフの人選は日本ゴルフ協会(JGA)の五輪競技対策本部・強化委員会が進める。JGAの山中博史専務理事は「世界を知る日本の顔になるような人、プロ選手にさまざまな助言ができる人」を条件に挙げている。国際経験豊富な丸山茂は「選手との(年齢差など)距離感は適しているのかな」と自らの適性を語った。

 ただ、ストロークプレーの個人戦で争う五輪で監督の役割は限られそう。丸山茂も「五輪で監督が必要かどうかも正式に決まっていない」と話した。