松山英樹(23=LEXUS)の日本男子初となるメジャー制覇はならなかった。

 10番までにスコアを4つ伸ばし、一時は首位に1打差と肉薄したが、12番で痛恨の3パットボギー。16、17番でも連続ボギーをたたき、結局4バーディー、3ボギーの通算8アンダー、280でホールアウト。18位タイという結果に「残念ですね。やっぱりパターが入らなかったのが一番の原因。途中からショットもうまく打てなくなったし、残念な理由はいっぱいある」と肩を落とした。

 12番が流れを変えてしまった。松山自身「3パットで3打差になって気持ちが切れてしまいそうなところを何とか持ちこたえながらやっていましたけど、最後の方はパーを取りに行くのがやっとという感じでした」と振り返る。

 8月13日開幕の全米プロで再びメジャー制覇の夢に挑む。まずは日本に帰国し、23日開幕のダンロップ・スリクソン福島オープンに参戦する。