女子ゴルフの大東建託・いい部屋ネットレディース(31日開幕、山梨・鳴沢GC)に向けた練習ラウンドが30日に同コース行われた。

 ホステスプロの江沢亜弥(21=大東建託)は「大東建託の役員の方々から『プレッシャーをかける訳じゃないけど、優勝してね』というプレッシャーをかけられています」と苦笑い。それでも「期待していただいてるので、上位争いをして盛り上げたい」と恩返しを誓った。

 同じく大東建託とスポンサー契約を結ぶ渡辺彩香(21=ユピテル)が全英女子オープンに出場して不在のため、かかる重圧も大きい。それも「いてほしかったのが本音ですが、目指すところは優勝なので、先輩と戦うことになったら嫌だなと思っていました。そういうことを気にしなくていいのは良かったです」と前向きに捉えている。

 今季は4月のヤマハレディースの35位が最高成績。直近2試合は予選落ちだが「調子は悪くないですし、特別いいわけでもない。良すぎると『ピンにビシッとつけて、バーディーを取って』と求めすぎてしまうので、成績につながってないんです。これくらいが一番いい状態なのかもしれないですね」と表情は明るかった。