原江里菜(27=NEC)が単独トップに立った。

 5バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダー、136でスコアを3つ伸ばした。前半は3連続を含む4バーディー。後半17番までに2つスコアを落としたが、最終18番パー5をバーディーで締め「唯一の救いでしたね」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 08年NEC軽井沢以来の2勝目がかかる最終日。「自分の中でこれだけ勝っていないので、ミスをすると『周りから優勝意識してるんじゃないか』って思われている気になって悪循環に陥ってきた。人からどう見られるかではなく、自分がどう打ちたいかに集中したい」と自らのスタイルを貫くつもりだ。