アマチュアの新垣比菜(16=沖縄・興南高)はこの日ベストの66をマークした。

 第1組でスタートした新垣が圧巻の猛チャージだ。3番パー5で第3打をピンそば30センチにつけてバーディーを奪うなど、7バーディー、1ボギー。プロツアーの自己ベストに並ぶ66に「満足ですね」とうなずいた。8番では先に打った飯島のパットを参考にラインを読み、7メートルのバーディーパットを沈めた。15番は15メートルをカップイン。キャディーを務める父博昭さん(53)の存在も大きいかと思いきや「半分くらいありましたけど、お父さんの意見で外すのもあるので」と笑う。初の最終日最終組で、88年のツアー制度施行後、アマチュア選手初となる3週連続トップ10どころか優勝も狙える位置につけた。