初日に出遅れた石川遼が66で回り、何とか決勝ラウンドに進んだ。ポイントを加算する機会を得て、次週からのプレーオフ出場に望みをつなぎ「いいプレーができた。最後まで焦らずやれたと思う」と一息ついた。

 前日に不調だったパットが次々と決まった。「イメージ通り打てている」と7番で7・5メートル、8番で4メートルの長さを沈め、ボギーの直後の12番は6メートルのスライスラインをねじ込んで流れを取り戻した。「予選を通ったからといってガツガツいくのではなく、落ち着いてやりたい」と残り2日を見据えた。