2年連続出場の石川遼(23=CASIO)が1イーグル、3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、首位と3打差の18位で発進した。

 同じく2年連続出場の松山英樹(23=LEXUS)は6バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの69で32位。

 65のトップにはバッバ・ワトソン、スペンサー・レビン、トニー・フィナウの米国勢とカミロ・ビジェガス(コロンビア)の4人が並んだ。

 石川が2アンダーで第1日を終えた。

 10番スタートから16番パー5でイーグル。ピンまで183ヤードから放った第3打が直接カップインした。後半の4、5番でも連続バーディーを奪ったが、最終9番でダブルボギー。1イーグル、3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68でホールアウトした。

 レギュラーツアー最終戦でフェデックスポイントランク124位に逆転で滑り込み、ギリギリでプレーオフ出場を決めた石川。全4試合でレギュラーシーズンの4倍のポイントが加算されるプレーオフだが、第2戦のドイツ銀行選手権(9月4日開幕、米マサチューセッツ州TPCボストン)に進めるのはポイントランク上位100人とあって、今大会で25位前後に入る必要があるとみられる。

 松山は終盤に見せ場を作った。1番スタートから3、4番と連続バーディーも、5番で痛恨のダブルボギー。ティーショットをフェアウエーバンカーに打ち込むと、最後は3メートルのボギーパットを外した。後半も14、15番で連続ボギーと苦しい流れが続いていたが、16、17、18番と3連続バーディーで締めくくった。