2年連続出場の松山英樹(23=LEXUS)がまずまずの好位置で決勝ラウンドに進んだ。

32位から出て4バーディー、3ボギーの69をマークし、通算2アンダー、138で首位と5打差の24位に順位を上げた。10番スタートから前半は12番パー5で2オンに成功してバーディーを奪うなど、3バーディー、1ボギー。後半はボギーが先行したが、スコアを伸ばした。

 同じく2年連続出場の石川遼(23=CASIO)はカットラインギリギリでの予選通過となった。首位と3打差の18位と好発進した第1日から一転、この日は2バーディー、6ボギーの74をたたき、通算2オーバーの64位。レギュラーツアー最終戦に滑り込みでプレーオフ出場を決めた石川。フェデックスポイントランク上位100人が出場できる第2戦のドイツ銀行選手権(9月4日開幕、米マサチューセッツ州TPCボストン)に進むには今大会で25位前後に入る必要があるとみられ、決勝ラウンドでの巻き返しが求められる。

 首位タイから出たバッバ・ワトソン(36=米国)が4バーディー、2ボギーでスコアを2つ伸ばし、通算7アンダーで単独トップ。1打差の2位にヘンリク・ステンソン(39=スウェーデン)、トニー・フィナウ(25=米国)、ザック・ジョンソン(39=米国)、ジェーソン・ダフナー(38=米国)の4人が並んでいる。フェデックスポイントランク1位のジョーダン・スピース(22=米国)は4バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの73と崩れ、通算7オーバーで予選落ちとなった。