プレーオフ第2戦進出を狙った石川遼だったが、75の乱調で通算ポイントを122位までしか上げられず、今季のツアーが終了。「悲壮感漂う終わり方になって申し訳ない」と肩を落とした。

 前半で1つスコアを落として迎えた12番(パー5)で3パットのボギーをたたき、踏ん張れなくなった。14番は第1打を池に入れ、16番はドライバーショットが大きくスライスしてOB。ともにダブルボギーと崩れた。

 ただ、「ここ1、2カ月は持っている技術をぶつけることができた」と収穫もあった様子。シードをぎりぎりでつかんだ来季に向け「優勝争いがしたい。成長した自分を見せたい」と話した。