日本プロゴルフ協会(PGA)は8月31日、記者会見を開き、来年の日本プロ日清カップ(7月7日開幕、北海道クラシック)の詳細など発表した。同大会ではバンカーをならすレーキは全英オープンなどと同じものを使用。先がフォーク状で、砂が平らではなく筋がつき、球が沈むなど難度を高めるのが狙いで、1組に1人ずつバンカーをならすボランティアをつける。いずれも日本の試合では初の試みとなる。

 倉本昌弘会長(59)によると、現在のプロの技術では深いラフよりバンカーの方が打ちやすい場合が多く、バンカーがハザードの役目を果たしていない傾向があり、これを是正するもの。ボランティアは来年公募する。

 また、17年大会(沖縄・喜瀬CC)は5月11日開幕に決定、18年は千葉・房総CC房総G東で、19年は鹿児島・いぶすきGC開門で開催すると発表した。