リランキング13位の資格で出場の額賀辰徳(31=フリー)が6バーディー、3ボギーの68で回り、首位と4打差の2位につけた。6バーディーに「そんなに取りましたかって感じです」と言いつつ、手応えは十分。8番パー4ではピンまで185ヤードの第2打を7番アイアンでピン横3メートルにつけてバーディー。「イメージ通りの納得いくショットができた」。14番のティーショットでは推定飛距離340ヤードのビッグドライブを披露し「会心ですね」とさわやかに笑った。

 09、10、12年と過去3度ドライビングディスタンス1位となった飛ばし屋。「ドライバーでバチンといくと次は短いクラブでいける。みんな(コースが)長いと言ってる中で、楽にプレーできている」と、難コースにも涼しい顔だ。抜群の飛距離を誇る一方、精度が課題で10年にシードを手放してからは苦しむ期間も長かった。「ここからは上がるだけ。半分腐りながらのシーズンもあったけど、ゴルフしかないし、充実してます」。第一線で戦える喜びにあふれた表情は、底抜けに明るかった。