ゴルフのダンロップスポーツは5日、都内で同社の新クラブ「ゼクシオ ナイン」の発表会を行った。契約プロの中嶋常幸(60=フリー)、山下和弘(41=ザ・サイプレスGC)、横峯さくら(29=エプソン)と元プロゴルファーの古閑美保(33)が出席した。

 ドライバーはゼクシオ史上最も重いヘッドを採用し、新開発の「ウイングカップフェース」によってボールのスピードアップを実現。新設計のシャフト「MP900」は2グラムの軽量化と20ミリの手元重心化に成功。クラブがコックの解放を無意識に抑えることでヘッドの軌道が変わり、ヘッドスピードが上昇、平均飛距離5・5ヤードの伸びを実現したという。

 11年に引退した古閑は「現役の時でも(秒速)42とか43(メートル)だったヘッドスピードが44になっていてビックリしました。トレーニングとかもしてないのに、シャフトでそんなに変わるのかと…」と試打を行った時の驚きを語る。これを聞いた中嶋から「現役に戻りましょう」と復帰を促される一幕もあった。