米ツアー本格参戦4年目を迎える石川遼(24=CASIO)が9日、渡米前に成田空港で会見し、15日開幕の新シーズンへの意気込みを語った。帰国中の国内ツアー3連戦で貫いた「攻める姿勢」をあらためて強調。「結果としての目標は(米ツアー)優勝」と言いつつ、「リカバリーショットは一番燃える瞬間」とリスクは覚悟、スコアメークに縛られない構えだ。

 日程も同様で、昨年まではシード権確保を急ぐコメントだったが、「(来年)1月から8月がメーン」と発言。年内は「来年に向けて課題が見つけられれば」と位置づけし、1ドル、1ポイントでも稼ぐために米ツアー7戦すべてに出るつもりはないとした。当面は開幕戦から3連戦を予定。11月26日開幕のカシオ・ワールド(高知)は所属先の主催のため出場は確実で、過去2勝の三井住友VISA太平洋(11月12日から、静岡)から国内参戦となる可能性がある。