松村道央(32)は4打差からスタート。

 8番で10メートルのバーディーパットを決めて、スコアを1つ伸ばしたとところで「これで優勝戦線に入ったな」と意識したという。朝からの強風に「今日は我慢しながら、チャンスを1つ1つ取っていかないと」と臨んでいた。

 見せ場は首位に1打差で迎えた16番パー5の第3打。グリーン左手前から見事にカップインさせてイーグルを奪い、「これで優勝する資格を得たな。優勝カップに手が届いたな」と感じたという。

 3年連続でツアー勝利。「やはり優勝することが目標。シードだけだらだら続けていくのは、自分でも満足できない。優勝するためにどうしたらいいか、ということを日々やっている。そういう姿勢が大事だと、あらためて感じている」と話した。