男子ゴルフの松山英樹(23=LEXUS)が23日、来年は国内ツアーに1試合しか出ない可能性に言及した。今季は7月のダンロップ・スリクソン福島オープンと、前日22日に終了したダンロップフェニックスの2試合に出場したが、「スケジュールが今年よりかなりきつくなるので。福島(の出場)も厳しいかも」と語った。

 背景には夏場の過密日程がある。来年8月11日に開幕するリオデジャネイロ五輪男子ゴルフの関係で、米ツアーのメジャー日程などが変更された。6月16日開幕の全米オープンから、WGC競技ブリヂストン招待、全英オープン、全米プロ、五輪までが中1週開催。福島オープンは全英と全米プロの間に行われる見込み。このため、出場義務試合数5試合が生じる国内ツアーメンバー登録も今年に続き、見送る方針だ。

 松山はこの日、宮崎市内でテレビマッチ「京セラ フェニックスチャレンジ」に参加した。女子プロの香妻琴乃(23)とペアを組み、中嶋常幸(61)成田美寿々(23)組、小平智(26)笠りつ子(28)組と対戦した。番組は、12月19日午後2時から、TBS系(一部地域を除く)で放送される。