平塚哲二(44)が5バーディー、ノーボギーの68で首位発進した。

 ツアー6勝の実力者だが、昨年左ひじを痛め、今年2月に手術を受けたところ骨折が判明。その後リハビリなどを続け、9月ANAオープンで約11カ月ぶりに復帰した。今季7試合出場で現在賞金ランク120位。賞金シードを獲得できなければ生涯獲得賞金25位以内(現在24位)の資格で来季出場できる見通しだが、「そんなこと考えなくてもいいように、今週はバシッと上位にいって(シード権を)決めたいです」。

 1カ月ほど前から原因不明のめまいなどに見舞われている中、気合の好スタート。ひじへの負担も考え、「力まず、大きめのクラブで軽く振って」リズムをつくるのを心掛けているという。