前日の順延で日本ツアーでは13年日本オープン以来の月曜決着に持ち込まれた最終ラウンドの残りが行われ、昨季日本ツアー最優秀新人賞を受賞した宋永漢(ソン・ヨンハン、24=韓国)通算12アンダー、272で日本ツアー初優勝を果たした。16番から競技を再開した宋は2日にわたって行われた最終ラウンドを2バーディー、1ボギーの70で耐えて逃げ切った。

 1打差の2位には世界ランク1位のジョーダン・スピース(22=米国)。前日は最終ホールのバーディーパットを残してサスペンデッド。これを沈めて最終ラウンドでスコアを5つ伸ばし、首位の宋にプレッシャーをかけたが、1歩及ばなかった。

 日本勢では小林伸太郎(29=焼き鳥まさや)が通算9アンダーで4位、谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)が同8アンダーで6位に入った。