順延された第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われたが、日没サスペンデッドで4人がホールアウトできなかった。

 暫定11位で第1日を終えた石川遼(24=CASIO)は再開後の18番でティーショットを池に入れてスコアを1つ落とし、同2アンダーの30位でホールアウト。引き続き行われた第2ラウンドで2バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの77をたたき、通算4オーバーの104位となっている。

 第1日の13番でたたいたダブルボギーが「相当落ち込むミスだった」と振り返る。ショックを引きずる形でスコアを崩し、この大会4度目で初の予選通過は絶望的となった。「かみ合わない…。全部、全然うまくいかなった感じで終わった」と表情は厳しい。

 この日2度目となった名物ホールの16番パー3では、まだ気温が上がらない中、セーターを脱いで胸全面に「16」と書かれたポロシャツでプレーする一幕があった。「寒かったです。結果も寒かったけど」と自嘲気味に話した。