金子憲洋(東京・立教池袋高2年)が後半踏ん張って1オーバー73で回り、カウントバックで大沢優(新潟・開志国際高1年)に勝って、1位で東日本決勝大会(4月23、24日、茨城・美浦GC)に進んだ。

 「今日は50点ぐらい」と厳しい自己採点は、課題のショートアイアンが「まったくチャンスにつけられなかったから」という。2オーバーで折り返したインでは12番パー3を4番アイアンで2メートルにつけ、18番パー5では残り240ヤードを3番ウッドで2オンと、2つのバーディーを奪うなど1アンダーで回った。

 金子柱憲プロの長男。父はこの日、カートを運転して裏方を務めた。「父にはまだ勝てないです(笑い)。決勝大会ではすべての精度を上げたい。米国に魅力があって予選に申し込んだので」と、世界ジュニアを目指す。