女子ゴルフの選手会にあたるミーティング委員会が25日、都内で行われ、熊本地震被災者支援の方針を固めた。委員長は熊本市出身の一ノ瀬優希(27)。

 現在は東日本大震災の復興支援のため賞金総額の1%を集め、岩手、宮城、福島の3県に、昨年実績1300万円ずつ計3900万円を寄付している。これに熊本を加えて計4県に配分し、送ることにした。

 同時に試合会場では4月29日開幕のサイバーエージェント・レディースから6月末のアース・モンダミン・カップまで、毎週土曜日に選手が募金箱を持って、ギャラリーに義援金を募る。募金活動は指定時間帯にホールアウトした選手が次々と行う。前週のフジサンケイ・レディースではチャリティーサイン会が行われたが、選手によるサインはファンサービスの一環として従来の形で継続される。