熊本県出身の女子プロゴルファー、古閑美保(33)上田桃子(29)笠りつ子(28)有村智恵(28)が25日、東京・汐留シオサイトの公共地下歩道で熊本地震被災者支援の募金活動を行った。リーダー格の古閑を中心に自発的に企画し、古閑がメガホンを持って「ご協力、お願いします~!」と、お昼時のサラリーマンやOL、買い物客らに呼びかける一幕も。事前告知は各選手のホームページ、SNSなどだけにもかかわらず、約1時間半で792人による146万4343円が集まった。

 協力してくれた人にはお礼にサイン色紙が渡され、4人は記念撮影にも気軽に応じた。

 前日までのフジサンケイ・レディースで2位となった笠は「こんなに(協力者が)集まるとは思っていなかった」。男子ツアーでは前々週の東建ホームメイト・カップで永野竜太郎(27)が3位になっており、熊本出身プロの活躍に古閑は「頼もしい」と喜んだ。上田は「今まで以上にいい熊本に」と復興を願い、有村は「とにかく明るくやろうと」と、努めて笑顔で対応していた。