1打差の2位から出た小田孔明(37=プレナス)が1バーディー、4ボギーの73で回り、通算2アンダー、138で首位と2打差の4位につけて優勝圏内に踏みとどまった。

 強風でスコアを崩す選手が続出する中、16番までにスコアを4つ落とす苦しいラウンド。しかし、17番パー3でこの日ただ1人のバーディーを奪うと、難関の最終18番も6メートルのパーパットをねじ込んだ。17番は同組の金庚泰(韓国)が5番アイアンでグリーンに届かなかったのを見て、迷った末に4番アイアンを選択。7メートルにつけてこれを沈め「グリコのおまけですよ」と笑った。

 第2日を終えてトップに立つ片岡大育、4位の金庚泰とのペアリングも大きかった様子。「2人がいいゴルフをしていたので、ついていこうと思った。今日は耐えて耐えて、3オーバーでも1アンダー、2アンダーくらいの天気だった」と話した。