ツアー通算2勝目を狙う片岡大育(だいすけ、27=Kochi黒潮CC)が6バーディー、1ボギーの65で回り、通算9アンダー、201で単独トップの座を守った。

 予選ラウンド2日間、昨季賞金王で今季も1勝を挙げて賞金ランクトップにつける金庚泰(29=韓国)と同組だったことが生きている。「パットがめちゃくちゃうまいんで、雰囲気をマネしてみたり、ヒントになった。尊敬する人だし、強いし、見ているだけでうまくなった気がする」。3日間の平均パット数は1・6667で1位と“賞金王効果”は数字が証明している。

 その金庚泰に2打差の2位で追われる最終日。「怖いですね」と笑いつつ「負けないという強い気持ちでいきたい。全ショット、神経をとぎすませて、パット勝負にもっていきたい」と譲るつもりはない。