昨年2位の谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)が4バーディー、2ボギーの68で回り、通算6アンダー274で3位となった。

 5打差を追っての最終日最終組。4番では10メートル以上の長いバーディーパットを沈めるなど猛チャージを見せ、8番を終えた時点でトップの金庚泰(29=韓国)とは2打差まで詰めた。「意識はしていました。でも、体力がなかった」。9番でボギーをたたき、後半はパープレーにとどまった。

 それでも、国内開幕から2週連続で予選落ちしていたことを考えれば、上々の結果。「(不安の残る)ショットの修正は利かなかったけど、アンダーパーで回ってるんで、いいんじゃないですかね」と明るい表情で話した。