最終ラウンドが行われ、トップと3打差の8位から逆転を目指した宮里美香は4バーディー、4ボギーの71とスコアを伸ばせず通算7アンダー、277で15位だった。

 首位スタートのアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が67で回り、通算14アンダーで2週前の初優勝に続くツアー2勝目を挙げた。賞金は19万5000ドル(約2145万円)。横峯さくらは5アンダーの24位で、上原彩子は3アンダーの32位。宮里藍は1アンダーの46位、野村敏京は2オーバーの58位だった。

 宮里美香の話 前半で伸ばしきれなかったのがイーブンパーにつながった。とにかく疲れた。(65で回った)初日の貯金が正直大きかった。耐えるゴルフがずっと続いて、その中でもうまくできたとは思う。

 横峯の話 アンダーパーで回れたのは良かった。4日間通してプレーを維持できない。そこが私の課題。全体的に見て今年は安定してきているが、ボギーの数が多い。

 上原の話 我慢した一日。何度かチャンスはあった。いい感じでは(パットを)打っているけど、結果的に入っていない。感触自体はすごくいい。

 宮里藍の話 一つだけどアンダーパーにすることができて良かった。気温が思ったよりも上がらず(プレーに)影響する部分があった。内容としてはそこまで悪くない。

 野村の話 苦しかった。フラストレーションがたまった。グリーンの読みが難しい。パットがうまく入ってくれなくて、もったいなかった。