2位通過の谷口徹(48=フリー)は年齢、出場回数とも尾崎将司に次ぐ日本人歴代2位となる10度目の出場権を手にした。

 昨年の同予選ではプレーオフの末出場権を逃したことや、26日から全英オープン予選を兼ねたミズノオープンが控えていることもあって、今年は先週の関西オープンをスキップ。練習ラウンドも3・5ラウンドこなし、万全の状態で臨んだ。

 しかし、万事順調にいくものでもない。この日のスタート時間が午前6時55分と早かったことで、前日夜は午後9時半に寝た。ところが、目が覚めたのは午前2時。「ほんまは3時半に起きる予定が、そっから寝れんでねえ。きょうは最初のうち頭がボーッとして、へろへろでした」という。

 本戦の舞台オークモントGCは07年大会でもプレーし、予選落ちした。「めちゃくちゃ難しい印象しかないです。グリーンがえぐくて、アンジュレーションがあって。フェアウエーもアンジュレーションがあって」。リベンジへ、対策はこれから考えていく。