上田諭尉(42)が6バーディー、2ボギーの68で、首位と1打差の3位発進した。

 出だしからティーショットが荒れ、「メンタルでびびっている」と自己分析。

 今回は契約するミズノの主催者推薦による出場のため「せっかく出してもらっているので、成績を出したいとかいう気持ちが強くて、思い切り振れていない」という。

 前日のプロアマ戦では好調で「しっかり振ればまっすぐ行くのに…。この年齢になって、そんなことはわかっているのにできない」ともどかしそう。

 ただ、第2打を3メートルにつけてバーディーを奪った4番のように、フェアウエーからならアイアンの距離感はいいし、パットも決まっている。

 パットはヘッドアップしないように「ゆっくり引いて、ゆっくり打つ」を心掛けたところ、昨年末から安定している。ドライバーを振り切る勇気が持てれば、優勝争いも期待できる。