5位の藤田寛之(47)は9バーディー、ノーボギーの63で、時松隆光(22)とともにコース記録タイをマークした。10番で6メートル、17番では「1メートル曲がるスライスライン」の8メートル、18番でも6メートルを沈めるなど「パットが入りました」。

 この日は宮本勝昌、S・H・キム(韓国)と同組で第1組のスタート。豪華メンバーの好プレー連発に、ホールを重ねるごとにギャラリーが増え、拍手や声援のボルテージも上がっていった。「とても回りやすかった。グリーンもきれいだし、ギャラリーも多いし、天気もいいし、調子も悪くなかったし、パットも入った。いい循環で1日が終わった」と振り返る。

 それでも首位とは7打差とあって「(優勝を狙うのは)3段跳びくらいのイメージで大けがしそう。まず前半に今日のようなゴルフができれば、シフトアップしますけど」と話すにとどめた。