香妻琴乃(24=サマンサタバサ)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算3アンダー、141で首位と3打差の5位につけた。

 6番で6メートルを沈めてスコアを伸ばすと、ホール別難易度2位と難関の9番パー4は左ラフから第2打を5メートルにつけ、これをねじ込んでバーディーを奪った。

 後半はスコアを伸ばせず「ティーショットが良くても、セカンドがちょっともったいない1日でした。100ヤード以内がなかなか寄せきれない」と不満を隠せなかったが、V圏内には踏みとどまった。念願の初優勝へ「やりたいスイングができず、試合中に修正しきれなかった。修正して明日につなげたい」とポイントを挙げた。