日本ツアー初参戦の美人アマチュア、シエラ・ブルックス(18=米国)が4バーディー、3ボギーの71で回り、通算2アンダー、142で首位と4打差の13位につけて予選を通過した。

 思い切りよく振り切るフィニッシュが印象的なドライバーショットは平均飛距離265ヤード。第2ラウンドは6ホールの1パットパーを拾うなど、グリーン周りの小技も巧み。「いいプレーができたと思います。何度か短いパットを外してしまったけど、明日に取っておきます」と笑顔で話した。

 昨年全米女子アマで2位となるなど、世界アマチュアランク5位につける18歳。9月からはアーノルド・パーマーや12年全米オープン優勝のウェブ・シンプソン、米ツアー通算6勝のビル・ハース(いずれも米国)らの母校であるウェイク・フォレスト大への進学も決まっている。

 12年サントリー・レディースを制したキム・ヒョージュ(韓国)以来となる、アマチュアの初出場初優勝も射程圏内だ。「大会に招待していただいて光栄ですし、日本のトッププレーヤーと競争できることが幸せ。(優勝圏内は)意識せず、たくさんバーディーが取れるように頑張ります」と控えめに意気込んだ。