今季メジャー最終戦・全米プロ(28日開幕)を前に、池田勇太(30=日清食品)谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)松山英樹(24=LEXUS)の日本勢3人が25日、米ニュージャージー州スプリングフィールドのバルタスロールGC(7428ヤード、パー70)で練習ラウンドを行った。

 5年ぶり3度目の出場の池田は24日に現地入り。気温30度超び中で時差ぼけを押して、全18ホールを消化した。「とりあえず18ホールをやって、見とけば安心でしょ」と汗だくになりながら、ホールアウト。80年全米オープンで青木功とジャック・ニクラウスが“バルタスロールの死闘”を演じた場所だが「ビデオとかは見てません。先入観を入れず、来た感じの雰囲気でやるのが僕のスタイルなんで」と話した。

 2年ぶり3度目の谷原は22、23日に続き、この日が3ラウンド目。「調子は悪くない。今日も5、6個バーディーがとれてますから」と話した。

 日本男子初のメジャー制覇を狙う松山は前半アウト9ホールで切り上げたが、内容は3バーディー、1ボギー。直近のメジャー2戦連続予選落ちから復調の兆しを見せた。