第1ラウンドが行われ、宮里美香が3バーディー、ボギーなしの69で回り、11位につけた。

 62をマークした李ミリム(韓国)が首位に立った。10アンダーはメジャーの1ラウンド最多タイ記録。3打差の2位にアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が続いた。

 リオデジャネイロ五輪代表の野村敏京と、鈴木愛が72で46位。73で回った宮里藍と西山ゆかりは70位となった。横峯さくらは74で、世界ランキング1位のリディア・コ(ニュージーランド)らとともに89位スタート。上田桃子は75の107位、柏原明日架は76の123位と出遅れた。

 ◆宮里美香 「10番のバーディーで勢いに乗れた。前半は微妙な距離のパーパットが入っていたので、我慢をしていればチャンスがあると自分に言い聞かせた」。

 ◆野村敏京 「初日としては3アンダーが目標だったが、オーバーパーで終わらなかったので最後のバーディーは良かった。第2ラウンドはスコアを伸ばせるように頑張りたい」。

 ◆宮里藍 「1番からいいバーディーで気持ち良くスタートしたけど、その後はなかなかチャンスをものにできなかった。欲を言えば後半もう少し伸ばしたかったけど、最後に18番でいいバーディーを取れたので、2日目につながると思う」。

 ◆鈴木愛 「きょうはよく持ちこたえられたと思う。ショットは良かったが、短いホールでチャンスに付けられず、なかなかバーディーが取れなかった」。

 ◆柏原明日架 「前半はそれほどピンチなく回っていたのに、後半でピンチがきてしまった。グリーンの硬さがばらばらなので運、不運もある。カリー・ウェブさんと一緒に回って世界の技術も見た。視野を広げられたのは大きな収穫。でも自分もゴルファーとして成績を残したい」。